長いサラリーマン生活、その中で立場や環境は変わっていくもの。新人であり、部下。部下であって、上司でもある中間管理職。悩みがあっても、相談できる相手がいない。悩んでいるのは自分だけではなく、昔の人ですら答えを求めていました。様々な悩みを「論語」を用いて解決してスッキリさせましょう。

ご紹介する書籍は「論語」からわかりやすく仕事との向き合い方を答えています。

もやもやした気持ちがスッキリするとまた仕事に集中できますね!
「働き方という病」
筆者は銀行にて不祥事解決に従事し、退行した後に独立、作家となり、社外取締役として銀行の破綻処理などに参加して経験のある江上剛氏。
本書籍では、サラリーマンであればだれしも抱く悩みや不安について、簡単な質問毎に「論語」を用いてアドバイスしています。
私自身、論語を読んだことはありませんでしたが、腐らず前向きにさせてくれる言葉がたくさんあることを教えてもらいました。
自分は正しいことをしているつもりなのに…
仕事をしていくうえで自分は正しいことをしているつもりなのに、人間関係がうまくいかないということはありませんか。そして、疑心暗鬼になってしまう。疑心暗鬼のまま仕事を進めることでパフォーマンスに支障をきたしてしまったり…。
本書ではそういったもやもやとした不安を「論語」と実体験をもとに、どう向き合うべきか説明しています。
【君子は諸を己に求め、小人は諸を人に求む】
君子は道を自身で追求し、小人は他人に求めるという言葉。これを筆者は他人にとらわれず、評価など気にせず、いちいち一喜一憂しないこと!と解釈しています。
またあるときは老子の言葉を用いています。
【無為を為せば則ち治まらざる無し】
これを筆者は、さかしらなことをしないで自然体で、何も気にしないのが一番!としています。
そりの合わない人間関係に思い悩んで、小細工をするより、そもそも会社という組織自体が他人同士の寄せ集めであり、一緒に仕事をする人同士が簡単にわかり会えることもないのだから、いっそ摩擦はあるものとして、自然体でいることのほうが万事うまく行くこともあるという考え方にさせてくれました。
気持ちを整理することは大切
こんなに仕事がやりづらいのは、私のせいなのか?それともおかしいのは組織?人?
倫理に反することは除いたとしても、誰が何が正しいかということはなかなかだんだんできないもの。一定の評価をしてくれる方々がいる一方で、そうでないとお叱りを受けることも。
もやもやとしたまま気持ちの整理ができないまま、次から次に仕事がしていくうちに、もやもやはたまり続け、仕事どころではなくなってしまう人もいます。
ですが、一つの考え方として、こういった考え方はどうでしょう?
【曲なれば則ち全し】
曲がっているような木は役に立たないから切られることもなく長生きできる、というもの。
必ずしも正しくあり続けなければならないというわけではありません。また正解が1つというわけでもありません。仕事ができなくても、誠実で謙虚に、にこにこして過ごすというのも処世術の1つだというわけです。
気持ちを軽くする
悩んでも答えというのはなかなか出ないもの。
悩んで悩んで悩み抜くより、こんな考え方もあるのかと、一つの答えに固執せずに、選択肢をより多く持つ事で気持ちを軽くすることもできるのではないかなと思いました。
本書ではたくさんの孔子の言葉が用いられており、あなたの気持ちを軽くできる言葉があるはずですので気になった方は読んでみてください。

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