ギロビロゴルバロネ!...怪しい呪文じゃないですよ。
西洋建築史、皆さんは覚えましたか?あきらめて捨ててる分野になっている人もいるのではないでしょうか。これと対応する代表的な建築物がイメージできれば解ける問題があります。西洋建築史の学習のとっかかりになればうれしいです。
・ゴロで覚えてしまおう!
見出しの通りです。西洋建築史をゴロで覚えようというものです。これも覚え方の一つということで試してみてください。なんの略かというと以下のとおりです。
ギロビロゴルバロネ
ギ 古代ギリシャ建築
ロ 古代ローマ建築
ビ ビザンチン建築
ロ ロマネスク建築
ゴ ゴシック建築
ル ルネサンス建築
バ バロック建築
ロ ロココ建築
ネ ネオクラシシズム
...といった感じです。どうでしょうか。割と有名な覚え方です。
・ちなみに対応する建築物は...。
ギリシャ建築
パルテノン神殿(ドリス式)。その他、イオニア式、コリント式といったオーダーがある。
ローマ建築
パンテオン。コロセウム。
ビザンチン建築
ハギア・ソフィア。サンマルコ大聖堂。ペンデンティブドームが特徴。
ロマネスク建築
ピサ大聖堂。ヴォルムス大聖堂。交叉ヴォールトが特徴。
ゴシック建築
パリ大聖堂。尖頭アーチ、フライングバットレス、双塔正面が特徴。
ルネサンス建築
フィレンツェ大聖堂。サン・ピエトロ大聖堂。大きなドームやミケランジェロ設計といった特徴。
バロック・ロココ建築
ヴェルサイユ宮殿。セント・ポール大聖堂。ダイナミックなバロック。優美な室内装飾のロココ。
ネオクラシシズム建築
エトワールの凱旋門。古代ギリシャ・ローマの造形を模範にした。
・時代を骨組みにして整理する。
漠然と歴史の順番も曖昧な状態で建築物を覚えようとするより、歴史の順番を暗記してしまいどういうふうに建築物が移り変わっていったかをイメージしながら建築物と時代を結びつけていくほうが覚えやすくないでしょうか。
また、西洋建築史で問われるのは、建築物の対応する時代と、その順番です。
遠回りのように感じるかもしれませんが、一旦こちらのゴロで覚えてしまって記憶を整理してみてはいかがでしょうか。なかなか整理できていなかったという方のお役に立てればうれしいです。
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